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Vol.112
小さいこころ
ポールス・ラシュカスさん
 私も10年間、こころの会のメンバーです。「ポール」と呼んでください。24歳です。
 私はこころの会の哲学を聞き、ものすごく感動して、“これは、他人に伝えなきゃいけない”って思いました。私はものすごく心も体も強い人間ですけれども、他人にも強くなってほしいと思い、“伝えたい”と感じました。

 今年、大学を卒業して、学位をとりました。
 それで就職しようと思って、リトアニアに帰ってきたんですが、私が探していた仕事はみつかりませんでした。たくさんの会社に応募しましたが、全部、断られました。見かけはものすごく強い私ですが、自分のこころの中に“よわいこころ”があって、就職できなかったことにものすごく落ち込みました。

 その悩んだ時に、パッと、“私にはこころの会があるんだ”と思い出しました。それで、その時にリトアニアのこころの会が私を助けてくれました。
 一つは、優しい会員さんが、私の思いを聞いてくれたこと。
 二つ目は、アイバラスから「あなたもお経をあげているから、毎日のお経が終わった後に、自分の思いをずっと書きなさい」と言われて、それをやって、今、こころが強くなりました。
 そこで、私は“会社なんてすぐに就職できると簡単に考えていたことがいけなかったんだ”と感じて、もう一回、大学に帰って、リトアニアのこころの会だけでなく、社会のすべての人に私のこの思いを教えていきたいと今、決めました。
 そう決めた途端にね、人間のこころって、ものすごく考え方で、小さなこころから大きなこころに変われるんだなぁということをものすごい実感しました。