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Vol.153
つよくなる 優しくなる
アレシャ ボロンコさん
 私の名前はアレシャ、15歳です。家族は、父と母と兄と、犬と猫と熱帯魚と一緒に暮らしています。もし、この世が逆さまになっても、私は、私の家族と一緒にいます。母は、病院の看護師をしています。父は、客船の船長です。
 学校では、ロシア語とリトアニア語と英語を学んでいます。たくさんの友達がいます。
 私は5歳の時に初めて、リトアニアのこころの会に行きました。そこでは、アイバラスが子どもたちに空手を教えていました。
 小さな頃から身体も弱かったし、気も小さかった私は、大人の大きな人と一緒に一生懸命、空手を練習しました。何回も辞めたいと思った時もあったんですが、“優しくなりたい”“つよくなりたい”という思いだけで10年間やってきて、15歳になってやっと去年、黒帯をもらいました。
 黒帯をもらってから、アイバラスにお願いして、今、私は時々ですが、小さな子どもたちに、アイバラス先生の代わりに教えています。子どもたちに空手を教える時に、「空手はつよくならなくてはいけないけど、人として、優しくなりなさい」と、いつも言っています。
 そんな中で、私が教えている時、子どもたちが笑顔をくれます。その子どもたちの優しいこころが、私のこころに響いて、毎日、一生懸命、生きていけます。
 私は、本当に強くなることで、本当に優しくなるということを、こころの会で教わりました。その“つよさ”と“優しさ”を、私の家族や社会を良くするために、活かして生きていきたいと思います。