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Vol.128
未来へ!
アイバラス・エンゲライティスさん
 みなさん こんにちは。リトアニアから来た、アイバラスと申します。44歳です。「春のつどい」に初めて参加させていただいて、ありがとうございます。本当に、嬉しいです。
 私はソ連で生まれました(※)。そして、若手のコミュニスト(共産主義者)のリーダーでした。私の両親は、自分たちの国に共産主義を根付かせようとしていました。でも、彼らは失敗しました。私たち若い世代はもう少し頑張ったのですが、それも失敗しました。そして、私たちは共産主義を自分たちで壊しました。しかし、私たちの生活は難しいものとなりました。何を目指し、どんなふうに生きればよいのか、わからなくなりました。
 そして、私は決断しました。“私は子どもたちに空手を教えよう”と。子どもたちがこの難しい時代を強く生きられるように、先生を始めた時、私は子どもたちの話を聞くようになりました。そして、気づきました。ほとんどの子どもが、元気がなく、不幸だと。話を聞いていくうちに、少しずつ、私たちは仲良くなり、元気になりました。在家仏教こころの会の教えのおかげです。
 子どもたちは私の話を聞くようになりました。親の話は聞かないで、いつも私のところにいろんな相談をしに来ました。親たちは“なぜ、私たちのところへ聞きに来ないのか”と驚きました。でも、それは、親たちが「時間がない」と子どもの話を聞いていないからです。私は親たちにこころの会のことを話しました。「『聞く』ということが大切だ」というこころの会の教えを話しました。「そうすることで、子どもたちが元気に、しあわせになれる」と。
 私は、強く確信しています。
 こころの会の教えは、私たちの社会を、特に、子どもたちをしあわせにする! と。ありがとうございました。


※リトアニアは20世紀の中頃から1990年の独立までソ連(今のロシア)の領土だった。