No.56

私の見つけた! しあわせの近道

青森県黒石市 山本イチ(62歳)

 

私は青森県の黒石市で「二輪草」というおしゃべり会をやっています。「二輪草」を始める前から、青森には「青森あゆみ会」という会が先にあって、「来ない?」と誘われ、“行きたくないな。でも、誘われたから行くか……”と参加していたんです。でも、そこでみんなの話を聞き、“自分の家族はどうだろう?”“自分自身はどうだろう?”と考え始めました。

私の家族は、息子は何もしゃべらず、娘はワガママばかり、夫と私は年中喧嘩ばかりしていました。私自身は厳しい父親に育てられ、小さい時から“こころ”を閉ざして、何もしゃべれない自分でした。

でも、人の話を聞く中で、“もしかしたら、息子がしゃべらないのは、私と同じ気持ちかな?”と思えたんです。その息子が、反抗期に私にだけものすごく反抗してきたんです。そこで、“なんでだろう?”と考えたら、“やっぱり、私が強すぎたんだ”と気づきました。

それで、“こうしちゃいられない。自分ためにいろんな人と関わってみよう!”と思い、こころ21を始めたんです。その中で、「息子が反抗してきてさ……」と自分の“こころ”をしゃべれるようになったら、近所の人も、友達も、みんな自分の“こころ”を話してくれるようになってきました。

ずっと続けてきて、みんな自分の持っている苦しみをしゃべってくれて、私は黙って聞かせてもらうんです。
そういう仲間がいっぱいいてくれて、私は今とてもしあわせです。こころ21はすごく自分の力になって、私はしあわせへの近道だと思っています。

こころ21は全国に二十六の集まりがあります。難しいことはなにもありません。誰でもできます。身近な人たちと一緒に語りあって、お互いに支えあうのが、こころ21です。
こころ21では、「ここで話したことはここだけの話で、ほかの人には言わない」と約束して、その日を終えるんです。
その語り合いを積み重ねてきて、青森では「黒石よされ祭りの実行委員を一緒にやってくれませんか?」と言われたり、群馬では町長自ら参加してくれて、自分の話をしてくれています。ぜひ、みなさんにやっていただきたいと思います。

(大きな乗りもの 2010年11月号)

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2007/06/30
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2007/06/10
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2007/05/30
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2007/05/10
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2007/04/20
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2007/01/13
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ΩΩΩ

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